TiFe系合金を使用した安全かつ高密度に水素を貯蔵する技術の確立

奥村 真彦
(仙台高等専門学校 機械システム工学科 助教)

2016年11月12日土曜日

高専の近況とセミナー参加のお話

ご無沙汰しております。2ヶ月ぶりのブログです。
最近、急に冷え込みがきつくなってきましたね。天気の悪い日も増えたような・・・
あまり知られていない(であろう)高専における学生の生活を解説しつつ、近況のブログでも書きます。


高専の教育の対象は主に15歳~20歳の人です。
普通高校で学ぶ国語・数学等の一般教育に加えて、実業高校・大学で学ぶ製図・機械工作・力学等の専門教育を受けます。
卒業すれば、準学士という学位がもらえます。
ちなみに、実は20歳~22歳の方を対象にした、学士がもらえるプログラムもあります。このプログラムは専攻科と呼ばれます。概ね準学士を取った卒業生です。

高専の教育カリキュラムには、研究が含まれます。ですから、大学でよくやるように、現役で研究に関わっている教員に付いて、研究をするのです。
仙台高専の機械システム工学科では4年生向け「総合セミナー」、5年生向け「卒業研究」がそれに相当します。

今年度、私が受け持っているのは5年生1人と4年生4人。
昨年度から学校に入ったので、周りの先生方より少なめでやらせてもらっています。

私のいる学科では、私が大学・大学院時代に所属していた研究室のように、研究室に通い詰めるような雰囲気は強くありません。基本はクラス、あくまで授業の一環として研究をやってもらう雰囲気があります。
学生が研究室での時間を取れるように意識し始めたのは今年度からです。来年度に入れば、もう少し変わるかな?学生次第なところもありますが。


高専の学生、今年度の夏休みは8月の入りに始まり、9月の中旬で夏休みが明けました。
卒業研究の発表は来年の2月末なので、なんとなく背後に迫ってきた感じもあり、5年生の振る舞いがしっかりしてきました。
ただ、それより近くに迫っているのが総合セミナーの発表会です。今年度はなんと、12月末に開催です。
実験作業は進めてもらっていますが、今よりもペースを上げないと、たぶん発表ができません。私も頑張ろう。

実験装置全景。
実験装置近影。

話は変わりますが、今月頭に宮城県産業技術総合センターで開催された表面観察・分析技術セミナーに参加してきました。
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平成28年度 第3回表面観察・分析技術セミナー プロに学ぶ-非破壊検査のためのX線CT-
主催:宮城県産業技術総合センター(http://www.mit.pref.miyagi.jp/index.html)
講師:東芝ITコントロールシステム株式会社 富澤雅美氏
http://www.mit.pref.miyagi.jp/kenshu/16/index.html#tech_seminar
(リンク切れの場合、ご容赦ください)
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X線CTは既に研究で使っていましたが、X線発生の原理からCTの実例まで丁寧にレクチャーがあり、大変勉強になりました。受講者向けのみ公開の発表資料もわかりやすく素晴らしいです。
プロの講師の方を招いてのセミナーが無料で受けられるってすごいですね。


最後に、うちの学校の風景を貼っておきます。最近天気悪かったのがわかりやすい。

こぢんまりしてますが、大学生協が入ってます。
普段学生が講義を受ける、総合棟と高学年棟。
中は普通の高校と同じように、教室だらけです。この奥に各学科の棟がある。

そういえば
○やさしい科学技術セミナーの話
○高専祭の話
○他研究施設見学ツアーの話
○機会学会の話
とかしてないですね・・・。ごめんなさい、一気に書けないんで小出しで失礼します。

それではまた次回。

3 件のコメント:

  1. 奥村先生
    お久しぶりです。高専の仕組み、ユニークさが少し理解できました。いろんなキャリアパスを取れるようで面白い仕組みですね。昔、小生が高専に行くことを進められていた時代(父の転勤でお流れになりましたし、小生は文化系に進みました)は、人より早く、実学を身につける
    ところ、、というイメージが強かったので、隔世の感があります。

    せっかく添付頂いた実験室の写真ですが、ピントがあってませんよ。

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  2. 中原様、
    コメントありがとうございます、ご無沙汰しております。
    現場で働く教育職としては、他の教育機関と比較して「高専」をどう特徴づけたものかなーと良く悩みます。地頭のそこそこ良い学生を20歳の時点で送り出している教育機関なので、高専で教えている内容と業務内容がマッチしているか、社員教育のためのゆとりがある企業にとっては良い気がします。

    実験室の写真ですが、後からモザイク処理をかけるのが面倒だと考え、ピントをぼかすことにしました。笑
    大した装置ではありませんが、だからこそ公開するのも恥ずかしいので伏せています。

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  3. なるほど、そういうことでしたか。。。

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